バックツーざパスト

cotton candy

ハチマキ巻いてカルメ焼き作りに挑戦する私を横目に、母はいそいそと綿菓子作りの準備を始めた。え?綿菓子って家で作れるの?

今回始めて知った、綿菓子の作り方―
ボトル型の缶の側面の下部と上部にキリで穴を開け、ボトルの中に砂糖を入れる。ボトルのフタを閉めてモーターにくっつける。段ボール箱の内側にアルミホイルを貼り、中央にアルコールランプを設置。ランプに火をつけ砂糖入りのボトルを温め、砂糖が溶け始めたらモーターのスイッチを入れてボトルを回転させる。するとボトルに開けた穴から溶けた砂糖が勢いよく飛び出してクモの巣のような綿になる。その綿を割り箸に絡めとって綿菓子の出来上がり。

今回は、アルコールランプの代わりにアウトドア用のガスバーナーを使用。火力の調整がいまいち上手くいかず、何度やってもお情け程度の少量の綿しか出てこない。それでもクモの巣のような綿がうっすら出てくると、母と二人で奪い合って即さま口へ。これじゃあ綿菓子できないんじゃん!

カルメ焼き作りといい、綿菓子作りといい、成功とは程遠い結末を迎えたものの、久しぶりの実験もどきで充実感は100%。「上手くいくかな〜」というドキドキ感と、失敗したときの「あちゃ〜」というガッカリ感、そして成功したときの「やったー!」感。心は夏休みの宿題で自由実験をした小学生のあの頃に、「バックツーザパスト」した。

カルメに乾杯

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スーパーの特設コーナーで、なつかしの駄菓子が売っていた。色とりどりに並ぶいろんな駄菓子の中でもとびきり心惹かれたのがカルメ焼き。あの食感と、甘くてほろ苦いカラメルの味。おぉ!

どうしてもどうしても食べたくなって、家に帰り早速作ってみた。材料は、砂糖、水、重曹、卵白。<砂糖+水>を煮詰めてそこに<重曹+卵白>を入れてかき混ぜると、あーら不思議。煮詰まった砂糖が見る見るうちに膨らんで、カルメ焼きの出来上がり〜。

こう書くといとも簡単に聞こえるけど、これがどうしてなかなか難しい。ポイントは砂糖を煮詰める温度。120℃を越すまで砂糖を煮詰めないと、重曹を入れても上手く膨らまない。この温度調整を甘く見て、無謀にも温度計を使わずに挑んだ結果、失敗に失敗を重ねることに。

ひとつも成功しないまま二日目に突入し、ついに温度計を使ってさらに失敗を繰り返し、やっとこさ出来たのが上の写真。「たくさん作ろう!」と意気込んだものの、このひとつで力尽き、カルメ屋さんは店じまい。

たったひとつの成功したカルメちゃんは、サクッと甘く、舌の上でほろ苦く広がった。

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