雨の月曜日

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自動横編機でワンピースのスワッチ編立て実習をしていたところ、突然「ガガガガガッ」とすごい音が鳴った。「あれ?」と機械の中を覗くと、異様に盛り上がった編地の上を、悲痛な音を立てながらキャリッジが行き来している。

こりゃまずい!と編機を停止させたときには、時すでに遅し。機械の傍にいながら張り付いて見ていなかったことと、音が出てから停止するまでの反応の遅さがたたり、約50本の針を折るというギネス級の大惨事を起こしてしまった。針は1本100円。10本以上は自費で弁償。ひぇ〜!

「1本折っても100本折っても同じ。折ること自体がいけないんだから。1度やったらもう懲りて2度とやらないから大丈夫」と先生から教訓&慰めのお言葉をいただきました。

1本も100本も同じ…確かにそうかもしれないけど、私の寂しいお財布ちゃんにとっては天と地の差なのだった。
あぉ〜〜〜!

入力したデータにさほどの間違いはなかったため、事故の原因はいまだ不明だけれど、今回の失敗で学んだことは、編立て中はとにかく機械にへばりついて見ていること。そして、異変が起きたと同時に作動を停止すること。

もう2度と、2度と同じ間違いはいたしませぬ!

ウィンク笑顔大作戦

集団の中に不機嫌な人が1人いると、それだけで、その場は緊張、不安、嫌悪等々、ネガティブなエネルギーでいっぱいになる。

今日は、私の属するある集団のトップ2人が朝から「超」がつくほど不機嫌だった。結果、彼らの下で動く複数の人間は不安を覚え、緊張し、彼らに対して芳しくない感情を抱いた。ツートップ率いる集団の一員だった私も、他の団員同様、この一触即発的なネガティブエナジーに窒息しそうになった。

けれど私たち団員はへこたれなかった。不幸せな2人の人間のせいで自分たちまでつまらない思いをするなんて、それほどつまらないことはない、と決めた私たちは、その状況をあるゲームとして考えることにした。そして、機会がある毎に自分たちの間でウィンクを飛ばし合い、お互いを笑顔にすることに決めた。

私たちのウィンク笑顔大作戦は、大成功だった。やっぱり笑顔に勝るものはなにも無い!そう確信した。

ウィンク笑顔大作戦の私のパートナーは、空手道を極めるべく1ヶ月前に東京へやってきた。日本に来る前は、本国で4年ほど刑務所の守衛をしていたそうだ。そしてその前は、ナイトクラブでセキュリティーガードをしていたとか。そんな職歴を持つ彼女が大学で専攻したのは神学。今は毎日空手を学んでいるけれど、ゆくゆくはプロテスタントの牧師になりたいそうだ。彼女がいるだけでその場がパッと明るくなるような、とっても素敵な人だ。

ウィンク笑顔大作戦の最中に、彼女が私に言った。

「私ね、もうずっと前に決めたの。いつでもできる限りハッピーでいようって。だってね、不機嫌になることで一番惨めな思いをするのは、他でもない自分自身なのよ。自分自身を不幸せにした上に、他の人たちにも嫌な思いをさせるなんて、そんなつまらないことってないわ。そりゃもちろん私だって虫の居所が悪くなることはあるけれど、私を不機嫌にするのは、そりゃ大変よ!」

ピリピリした空気の中で、始終ぴかぴかの笑顔だった彼女。実は2日前から風邪を引いていて、今日は高熱を出していた。

ディア・マリー、
今日はありがとう!
そして、お大事に!

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