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小さな結婚式

2011年10月27日 09:21

先週の土曜日、午前11時、慣れない着物を着た私は軍服姿のMと一緒に市役所に向かい、無事に結婚式を挙げることができました。

日本からは家族も友達も呼べなかったのがとても残念でしたが、Mのお母さんとごく親しい友人参列のもと、ほがらかな市長に式を挙げていただきました。シンプルだけどとてもよい式でした。

式の後は、どこからともなくカメラマンが登場。何も手配していなかった私たちを見かねて、参列してくれた友達がどこからかカメラマンを見つけてきてくれたのでした。この即興力、すごい!青空をバックに撮影会が始まりました。

即席撮影会の後は、私たちの小さな小さなアパートに戻り、20人がぎゅうぎゅう詰めになって小さなホームパーティをしました。そして夜は同じメンバーでレストランでディナー。

レストランの予約をしたのも当日2日前という、ほぼ準備なしで臨んだこの日でしたが、私たち二人にとってはこれ以上のものはない、心に残る一日となりました。

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市長に式を挙げていただきました。

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誓約書にMがサイン。

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私もサイン。この後、証人になってくれた友人二人がサイン。

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指輪の交換。

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青空の元、写真撮影。

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小さなホームパーティ

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日本の友達から、この日の朝一番に届いた花束。日本から誰も呼べなかったことをちょっと後悔していた私にとって、本当に本当に涙がでるほど嬉しいプレゼントでした。小さな部屋に飾ると、まるで友達がここにいて見守ってくれているようでした。
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ランチョンマットで許して

2011年10月18日 08:38

市役所に結婚の申請書類一式を提出してから2ヶ月。結婚式はいよいよ土曜日。

日本では婚姻届を提出するとその書類が受理された時点で(つまりは提出した日に)法的には結婚したことになると思うのだけど、ここフランスでは、書類を提出してから実際に結婚するまで最低2ヶ月かかる。逆に言えば、結婚したい日の2ヶ月前には書類を提出していなければならない。これは、私が外国人だからではなく、フランス人同士でもそうらしい。どうして2ヶ月もかかるのかは、よくわからない。手続き上のことなのか、心の準備のためなのか。心の準備のために2ヶ月、というのは、案外悪くない気がするけど、手続き上のことだとしたらもうちょっとなんとか素早く仕事してほしいなぁ。

で、この2ヶ月の「待機期間(?)」に、日本ではない(よね?)慣習がひとつある。それは、この結婚に対して第三者が公的に「異議申し立て」ができるというものだ。市役所に結婚の申請書類を提出すると、結婚する日までに『XXとYYが結婚するが、異議ある者は申し出ること~』という張り紙が市役所の掲示板に掲示される。「ちょっと待った!その結婚にモノ申す!」という人は、ここで異議申し立てをし、その人の言い分が通ったら、二人は結婚できなくなる・・・ということですなぁ。日本の感覚からすると、そんなんあり!?ってかんじだけど、確かにハリウッド映画の結婚のシーンでも、神父さんが「異議ある者は今すぐ申し立てよ~」というくだりがあるね。そう、あの「掲示板告知バージョン」といったらいいかな。で、無事異議申し立てなく掲示期間が過ぎると、二人は目出たく結婚できるのだ。

結婚式は、「市役所(事務的)→教会(宗教的)→披露宴(どんちゃん騒ぎ的)」というパターンが定番のようだけど、私たちはこぢんまりと市役所だけ。二人の間では「書類だけのこと」と考えていたのだけど、Mのお母さん、ごく親しい友人数人&そのパートナー・・・と、結局10人ちょっと集まってくれることになった。市役所での式は5分ぐらいで終わるらしく、皆に来てもらったのにいくらなんでも5分で「バイバイ」はないよなぁ~、、ということで、式の後、狭き(おぉ、狭き!)27平米のワンルームに寄ってもらうことになった。

それじゃあ、スナック程度は準備しなくちゃね・・、ということで、私は「なんちゃって寿司」担当。先週末、材料の買い出しに行って、試作品第一号を作ってみた。

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うーん、味はさておき、まぁ寿司には見えるかなぁ!味のわかる日本人がいないことがなんともありがたいよ!しかも、なんと恐ろしいことに、巻き寿司を作るのに使う「巻きす」が見つからず、Mのアイデアで竹の「ランチョンマット」で代用することに。ひぇ~!ありえな~い!!日本人がいなくてよかった~!!

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まぁでも、要するに竹で出来た簀の子状のものだから、似たようなもんですね。無事「巻き寿司」らしきものが出来ました。ちなみに、ランチョンマットに直接食材をあてているわけではなく、間にクッキングシートを敷いてやっているので、衛生面は御心配なく!

フランス版スナックは、Mが担当。トーストと呼ぶ小さいパンにいろんなペーストをぬりぬりして「カナッペ」を作るらしいけど、さぁ、こちらはどんなのができるかな・・。まぁ、なんとかなるでしょう!

ところで、こちらでは寿司が大人気。特に「巻き寿司」はすっかり市民権を得ていて、その名も「Maki」。フランスで「マキ」と言えば、隣のマキちゃんじゃぁないよ、「巻き寿司」のことである。「マキ、マキ」と繰り返すMの友人のガールフレンドに、はじめは「マキ???(眉間にシワ)」といちいち反応してた自分も、今では「じゃあ土曜日はマキ作るか~」とか言ってみちゃったりして。

郷に入れば郷に従え。通じれば何でもよいのであ~る!

フランス人とお喋りのはなし

2011年10月13日 15:15

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フランス人はお喋りが大好き。

友達と会うとなると、まぁ話すこと、話すこと。何をそんなに話すことがあるんだい?と突っ込みたくなるくらい、とにかく全員が弾丸トーク。話の内容をよく聞かずに流していると、突然「Tae、『ジュージガタメ』ってどんな意味だ?」とふられたりする。あーたたち、いったい何の話してるんじゃ・・。しかも、ふられた後の説明が大変、タイヘン。私のミジメなフランス語で、「十字固め」を説明するんですよ。「だから、まず、『ジュウ』はね・・」と始まって、「固め」に入る頃には汗びっしょり。でも、今まで知らずに使っていた「ジュージガタメ」に「十字固め」と意味がつくのが相当嬉しいらしく、説明が通じた時には大喜び。で、隣の人に、「おー、『ジュウジガタメ』の意味知ってっか?」と、伝言ゲームが始まる。

こちらは車社会だから、仕事行くのも買い物行くのも遊びに行くのも、みな車。車で行くから、終電を心配する必要がない。だから、友達のうちに週末呼ばれて行くと、大抵帰りは午前様。夕方6時に行ってから、帰路につくのは午前2時、なんてざらにある。で、別れ際がこれまた長い。「さぁ、そろそろ帰らなくちゃ」と宣言してから、本当に帰るまで確実に30分、下手すると1時間かかることもある。どうしてそんなにかかるのかって?そら、お喋りがとまらないからですよ!日本だったら、「そろそろ帰るね」と言ったら、本当に帰り支度を始めるし、「じゃあ私も」と他の人たちも席を立つことって多いと思う。フランスでは「そろそろ」の定義が違うのか、とにかく、「そろそろ」と言ってから確実に30分以上はお喋りが続く。しかも、「そろそろ帰らなくちゃ」と言うことによって、話のテーマがそこから切り替わることも多いから、またひとつそこで話が始まってしまう。ああ、これじゃ帰れないじゃないか!

「フランス人って、『そろそろ帰る』って言うけど、そう言ってからが長いよねぇ」

と、パートナーMに言ってみたことがある。
するとMは、

「『そろそろ帰る』って言ってすぐに帰ったら寂しいし、失礼だよ。『そろそろ帰る』は、『自分はもうしばらくしたら帰るよ~』って予告。『今すぐ帰る』ってことじゃないんだよ」

とさ。

そうか、日本語で『そろそろ帰る』って言ったら、『もう帰る』ってことだけどね。彼らにとっては、しばらく後のアクションの予告だったのね。

フランスでは、友達が「そろそろ帰る」と言ったら、まぁ、1時間後ぐらいには帰るのかなぁ、ぐらいに思っていたほうが、気が楽ですね。

余談:
「フランス人ってお喋り大好きだよねぇ~」ってMに言ったら、
「そうだねぇ。でもスペイン人にはかなわないよ」とさ。
いやいや、あーたたちも十分すごいから、自信もってくださいな!

フランス流挨拶のはなし

2011年10月12日 11:56

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ご存知の皆さんも多いと思うけど、ここフランスでは知り合い(友達、家族などの親しい人から、友達の連れなど時には初対面の人まで)との挨拶は必ず「ビズ(bisou)」をする。「ビズ」とは、英語で言えば「kiss」。両のほっぺにチュッチュッとする、あれですよ。

この「ビズ」の回数、よくあるのは2回で、両方のほっぺに1回ずつチュッ、チュッ、とする。でも地方によっては3回、4回というところもあるらしい。まぁ好きなだけすればいいけど、4回はちょっと多い気がしますねぇ。じゃあ1回のところはあるかというと、「うーん、1回だとちょっと寂しいね」とは、パートナーM談。

どっちのほっぺからするかは人によってまちまちのようだけど、ここ2ヶ月の経験からすると左頬からスタートが多いような気がする。(道路が右側通行だから!?私はどうしても右頬を出したくなる。)基本的に女性は相手が女性でも男性でもビズをする。男性の場合は女性とはするけど、男性とは兄弟や親友のようなとても親しい間柄でなければ、ビズではなく握手をすることも多いようだ。

フランス人は、子供の頃から挨拶するときにはビズをするようにしつけられている。Mの友達一家のうちに行くと、4歳と6歳のちびっ子ギャングが、「MとTaeにビズしたの?」と親からせつかれ、仕方なさそう~にこっちに来て、ほっぺに「ちゅっちゅっ」としてくれる。

肌に触れての挨拶をしない日本人の感覚からいくと、このビズはかなり異様かもしれない。まぁでも、やむなくチュッチュッとやってるうちに、意外とすぐに慣れるもの。

で、私の「フランスちゅっちゅ生活」が始まって1ヶ月が過ぎた頃。ロンドンに出張に行く機会があった。一日目の晩、ロンドン在住の日本人の友達が夕食に誘ってくれて、一緒に食事することになった。1年ぶりに会う友達。フランスだったら当然会った時の挨拶は「ちゅっちゅ」なんだけど、相手は日本人、こちらも日本人だから、もちろんチュッチュはしませんねぇ。でもじゃあどうやって挨拶したらいいんだ・・?
一瞬どう動いていいのかわからず、内心オロオロしてしまった。

結局もちろん、ビズもハグもなしで、「やぁ、久しぶり~」「やぁ、元気?」で席についたんだけど、チュッチュに慣れてしまった者としては、これはなんだか寂しかったなぁ。なんとかもうちょっと接近したかったなぁ。

ちなみにこの友人曰く、イギリスではビズをする人もあればしない人もあり。フランスのように「必ず誰でもちゅっちゅっちゅー」ではないそうな。

「ビズ」でお互いの顔に触れることによって、無意識のうちにバリアがなくなるというか、相手に近くなっているというか、なんというか・・・。ビズの威力って、見かけより結構大きいかもしれない。日本に住む欧米人が「日本ではスキンシップをしないから寂しい」と言うのを聞いたことがあるけど、なるほど、わかりますよ、それ!

南仏の夏

2011年10月11日 15:08

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南仏の夏は、いつも青空!
一昨日も、昨日も、今日も、明日も、明後日も・・・
ぴーかん、快晴。

ここフランスの南西部に来てから2ヶ月。
雨が降ったのは・・1回、2回、、ん?3回?
と、そんなレベル。

気温は35度ぐらいまで上がるけど、
日本の夏と違って空気はカラッカラなので
暑いのはぜんぜん気になりません。

とにかく、来る日も、来る日も、あおいそら~!
この万年青空、素晴らしいことだと思うでしょう?
はい、たしかに、たしかに、素晴らしいです。

でも!滞在1ヶ月半を過ぎた頃に、ふと思いました。
あ、、このままでは脳みそふやけるかも・・

あまりにも天気がよく、そしてその天気が変わらずよいので、

「今日は雨で髪がぺしゃんこだぁ」とか、
「あ~、先週は雨ばっかで洗濯物乾かなかった~」とか、

そういう心配はほぼありません。

9月はじめにロンドンに出張した時、ロンドンの天気があまりにも変わりやすいのにびっくり。ざぁ~っと雨が降ったかと思うと1時間後には太陽が出てきて、また1時間後には雨が降って・・。これ、南仏の夏でふやけた私の脳に、すごい刺激になりました。

日本人っていろんなことにたいして細やかで繊細って言うけど、それって天気と多いに関係あるんじゃないかなぁ、と思う今日このごろ。日本の天気って(少なくとも関東地方では)、とても変化に富んでいて、それぞれの天気に合わせた生活の知恵がある。それぞれの天気に合わせて、私たちも無意識のうちに気を配って行動を調整している。このやむを得ぬ「気配り」っていうのが、日本人の「細やかさ」「繊細さ」に少なからずつながっているんじゃないかなぁ~、とう思うんです。

イギリス人も、大陸ヨーロッパ人からすると「神経質」とか「変わってる」とかよく言われるけど、なるほど、あんなにころころ天気が変わるんじゃ、大陸ヨーロッパ人、ましてや南仏人のようにノーテンキにはしてられんねぇ。

こんなにいつも天気がいいんじゃ、小さいことは気にならないねぇ。
こんなにいつも真っ青な空見てちゃ、お金なんてあんまりなくっても平気だねぇ。
こんなにいつも太陽かんかん照りじゃぁ、ビーチに行って日焼けでもするっきゃないねぇ。

南仏は今日もぴーかん青空。
その夏もそろそろ終わろうとしています。
ここの冬は、寒くて風が強くて、現地人に言わせると「相当つまらない」らしいけど、さぁ、どうなるかな。

カンパーニュづくり

2011年10月10日 16:00

おー、もんでゅ!
3度目の「カンパーニュ」、クープ(切り目)を入れるのを忘れて焼いたら、おばけマッシュルームになった。

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うーん、これもありかなぁ。

時間はかかるけどお金はかからないという、貧乏暇人にはぴったりなパンづくり。
しかもド素人でも結構美味しくできるのが素敵♥
今回はピザ用のプレートで焼いたら、お尻のお焦げは少なく出来て◎。
次回はクープ、忘れずに、忘れずに・・・!

フランス人とパンのはなし

2011年10月10日 12:07

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フランス人から「パン」を取ったら、そりゃ大変。
フランス人ではなくなってしまうかもしれない・・。

というほど、本当にフランス人はパンが大好き。
日本で言ういわゆるあの長い「フランスパン」は、特に食卓には欠かせない。
メインがパスタでも、ご飯ものでも、必ず片手にはパン。
「パスタもパンも炭水化物じゃん」とか、そういうくだらないことは考えない。

ここ南仏の片田舎では、でっかいスーパーも町中のお店も、閑散~としていることが少なくないが、パン屋(Boulangerie)だけはいつも大忙し。お昼休みや夕方仕事が終わる時間にはフランスパンが飛ぶように売れて行く。

ちなみに我がパートナーMは、パンを買うとき何時に焼かれたものか店員にチェックしていた。何時に焼かれたかがそんな大切なことなのか・・。
この真剣さを別のところでも発揮してくれたらアッパレなのにのぅ。

週末の朝にもなると、皆半分寝ている状態でパンを買いに行く。
素晴らしい週末のスタートにはパンが必要なのだ。

そんなわけで、町を歩いていると、あちこちでパンを片手にもって歩いている人を見かける。これは皆さんも映画やテレビやいろんなところでご存知と思うけど、日本のように丁寧に包装されているのではなく、裸のパンをむき出しのまま持ち歩くのだ。

で、パンを持って町歩く人を見ていてひとつ気づいたことがある。
かなりの確率で、パンの先がむしられているのだ。

「ねぇねぇ、どしてパンの先むしられてるの?」

パートナーMに聞くと、Mはにやりと笑って

「パンを買ったら味見をしなくちゃね」

だとさ。家まで待てないのね、そうかそうか。

フランスの家庭では、食事の前にパンを買いに子供を使いに走らせることがよくあるらしい。マモン(おかん)にパンの買い出しに行かされた幼少時代のパートナーMは、パンを買って帰る途中になんとそのパンを全部食べてしまい(って、それお使いになってないじゃん!!)よくマモンに怒られたとか。そら怒られるわな~。そんなMの性質を熟知したマモンは、その後は必ずパン2本分のお金をMに持たせた。
いっぽんは帰り道用、もういっぽんは食事用。なんだそれ~!

ちょっと前に、南仏のとある町にMの親友Jを訪ねて行った。
Jの家にお泊まりしてその翌朝のこと。
Jの彼女Aが、パンの買い出しに行くという。
あらら、わざわざ買い出し行かなくてもいーのに、、、
と思いながらも、笑顔で「いってらっさーい」

すると、15分後戻ってきた彼女の片手には2本のパンが。
そのうちの一本は、見事に先っぽがかじり取られていた。

それを見てハッとして、隣に座っていた我がパートナーMを見やると、
Mも私を見てニヤリと笑い、満足そうに頷いてましたよ。

フランスのトイレのはなし

2011年10月10日 10:11

今回ブログを再開するにあたり、長期お休みする前の最後のポストを見たら、日本のトイレの話だった。日本の公衆トイレ(とかデパートのトイレ)は、使う人自身が備え付けの消毒液で便座を「シュッ」ときれきれするので、あーきれい快適!という話。

これまでの旅行でもうすうす感づいてはいたけど、フランスの公衆トイレは本当にあっちょんぶりけ。というか、「便座」がありまへんがな!和式スタイル?いえいえ、立派に様式スタイル、でもノー便座。これ、どうやってするの?足をがっと広げて立ったまま?

そうですよ、足をがっと広げて立ったまま!
あー、のん!

皆立ったままやるので、女子トイレなのに飛びますわ、飛びますわ。
しかもトイレは結構高く、短足日本人にはきついです。
そして、飛ぶだけではなく、大も小も流さない人多過ぎ~!
いっそのこと私がトイレ管理人になって、トイレ利用についての指導をフランス国民にしたいぐらい。

というわけで、「利用する人が便座を自ら消毒」は、ここフランスではありえなーい!

パートナーMに、「でもどして便座ないの?」
と聞くと、「うーん、設置するとお金がかかるからじゃない?」だって。

理由もなく働かない怠惰な者に高額の失業手当をいつまでも払い続けるぐらいなら、公共トイレに「便座手当」を払ってほしい~。

と思うのは、衛生の国「日本」から来たアタチぐらいなのかな。

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フランス人と英語のはなし

2011年10月10日 00:05

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ここ南仏の片田舎に来て、2ヶ月が過ぎた。

2ヶ月生活する中でとにかく驚いたのは、英語ができるフランス人があまりにも少ないこと。日本人の私からしてみれば、フランス語が話せれば既に英語が60%話せるのと同じような気がするが、これはとんでもない間違いらしい。何年も前に訪れたコペンハーゲンで小学生に道を聞いたら、ほぼ完璧な英語で答えが返ってきたが、これはフランスではあり得ませんなぁ。

日本では外国映画は子供向けでない限り大抵オリジナルの言語&日本語字幕で上映される。ここフランスではそうは問屋が卸さない。ほぼ100%と言っていいほどフランス語の吹替えですよ(パリは違うらしいけど、どうなのかなぁ)。

「英語の映画は英語&フランス語字幕で見たほうが、オリジナルの面白さがわかるしリスニングの練習にもなるのに・・・」

と言ってみたら、我がパートナーM(フランス人)は、

「フランス語の吹替えはものすごくクオリティが高くて、オリジナル(英語)で見るよりずっといいんだ」とさ。

でも、日本映画はフランス語吹替えじゃなく日本語&フランス語字幕で見たいらしい。なんだそりゃ!
とそんなわけだから、せっかくアメリカ映画を見に行っても、必ずフランス語吹替え版。あー、のん!

もちろん我がパートナーMも、もれなく英語苦手組。英語の話になると、英語が話せないもんだから、英語の「音」を真似たつもりで、

「ワングス、ギャングス、マングス☆♯$★※♯$」

と意味なき「音」(彼らにとっては英語がこう聞こえるらしい)を発声し始める。英語を頑張って勉強してきた者としては、英語を馬鹿にしているとしか思えないこの「ワングス、ギャングス・・」という意味不明な発声行為に、「そうやって英語を毛嫌いするのはおやめ!」と、何度か本気で怒ったことがある。

でも、この「ワングス、ギャングス」にいらっときたらこちらが負け、ということがこの2ヶ月でわかった。なぜなら、「ワングス、ギャングス」は、ここにも、そこにも、ああ、あそこにも!至るところにあふれているから。

ある晩、Mの友達との集まりがあった。
そこで音楽の話題になったのだが、それぞれどんな歌が好きかという話になった。

「おいらは×××~」
「おいらは△△△~」

皆が自分のお気に入りの歌のタイトルを挙げていると、Mの友人Eが、「おいらの好きな歌はあれだよ、あれ」と言って歌い始めた。

「ほらあの英語の歌、皆知ってるだろう、『ワ~ングス♪、ギャーングス~♪、マ~ングス♪、ギャングースー♪☆♯♪★※♪☆』・・・」

驚きマンモス。あっちょんぶりけ。ここにも「ワングス、ギャングス」がいた。
自分のお気に入りの歌の英語の歌詞がわからないもんだから、本物の歌詞の代わりに「ワングス、ギャングス」で歌ったのだ。(*鼻歌を「ふーんふーふ~ん」と歌うところを「ワーングス、ギャーングス~」という音で歌っていると想像してほしい)

「フランス人は英語嫌い」ってよく言うけど、「英語嫌い」っていうよりは、これはどうも「英語が出来ない」が正しいんじゃなかろうか。

ハリウッド映画大好き。でも英語がわからないからフランス語吹替えで見ようね。
英語の本も大好き。でも英語がわからないからフランス語訳で読もうね。
英語の歌も大好き。でも英語がわからないから『ワングス、ギャングス』で歌おうね。

1週間の出張から今週末戻ったパートナーMの話:

「出張に行く途中、車の中で音楽をかけてたら英語の歌が流れたんだよ。そしたら助手席で同僚のAが、『ワ~ングス♪、ギャーングス~♪☆※♯』って歌い始めたんだ。だから、『おいらのパートナーの前でそれやると怒られるからね』って言っておいたよ」

おおおぉぉぉぉ、わたしゃが悪かったよぉ(涙)。
もう好きな歌は好きなだけ「ワングス、ギャングス」してください。

ぼんじゅーる、フランス!

2011年10月09日 23:46

というわけで、来仏(仏蘭西。「仏陀」ではない!)して
2ヶ月が過ぎた。最後の書き込みからは、なんと半年!がーん!
心新たに、ブログ再開!
フランスの新生活で感じたあれこれをお届けします。
ぼんじゅーる、フランス!

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