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フランス人と英語のはなし

2011年10月10日 00:05

DSCN1565.jpg

ここ南仏の片田舎に来て、2ヶ月が過ぎた。

2ヶ月生活する中でとにかく驚いたのは、英語ができるフランス人があまりにも少ないこと。日本人の私からしてみれば、フランス語が話せれば既に英語が60%話せるのと同じような気がするが、これはとんでもない間違いらしい。何年も前に訪れたコペンハーゲンで小学生に道を聞いたら、ほぼ完璧な英語で答えが返ってきたが、これはフランスではあり得ませんなぁ。

日本では外国映画は子供向けでない限り大抵オリジナルの言語&日本語字幕で上映される。ここフランスではそうは問屋が卸さない。ほぼ100%と言っていいほどフランス語の吹替えですよ(パリは違うらしいけど、どうなのかなぁ)。

「英語の映画は英語&フランス語字幕で見たほうが、オリジナルの面白さがわかるしリスニングの練習にもなるのに・・・」

と言ってみたら、我がパートナーM(フランス人)は、

「フランス語の吹替えはものすごくクオリティが高くて、オリジナル(英語)で見るよりずっといいんだ」とさ。

でも、日本映画はフランス語吹替えじゃなく日本語&フランス語字幕で見たいらしい。なんだそりゃ!
とそんなわけだから、せっかくアメリカ映画を見に行っても、必ずフランス語吹替え版。あー、のん!

もちろん我がパートナーMも、もれなく英語苦手組。英語の話になると、英語が話せないもんだから、英語の「音」を真似たつもりで、

「ワングス、ギャングス、マングス☆♯$★※♯$」

と意味なき「音」(彼らにとっては英語がこう聞こえるらしい)を発声し始める。英語を頑張って勉強してきた者としては、英語を馬鹿にしているとしか思えないこの「ワングス、ギャングス・・」という意味不明な発声行為に、「そうやって英語を毛嫌いするのはおやめ!」と、何度か本気で怒ったことがある。

でも、この「ワングス、ギャングス」にいらっときたらこちらが負け、ということがこの2ヶ月でわかった。なぜなら、「ワングス、ギャングス」は、ここにも、そこにも、ああ、あそこにも!至るところにあふれているから。

ある晩、Mの友達との集まりがあった。
そこで音楽の話題になったのだが、それぞれどんな歌が好きかという話になった。

「おいらは×××~」
「おいらは△△△~」

皆が自分のお気に入りの歌のタイトルを挙げていると、Mの友人Eが、「おいらの好きな歌はあれだよ、あれ」と言って歌い始めた。

「ほらあの英語の歌、皆知ってるだろう、『ワ~ングス♪、ギャーングス~♪、マ~ングス♪、ギャングースー♪☆♯♪★※♪☆』・・・」

驚きマンモス。あっちょんぶりけ。ここにも「ワングス、ギャングス」がいた。
自分のお気に入りの歌の英語の歌詞がわからないもんだから、本物の歌詞の代わりに「ワングス、ギャングス」で歌ったのだ。(*鼻歌を「ふーんふーふ~ん」と歌うところを「ワーングス、ギャーングス~」という音で歌っていると想像してほしい)

「フランス人は英語嫌い」ってよく言うけど、「英語嫌い」っていうよりは、これはどうも「英語が出来ない」が正しいんじゃなかろうか。

ハリウッド映画大好き。でも英語がわからないからフランス語吹替えで見ようね。
英語の本も大好き。でも英語がわからないからフランス語訳で読もうね。
英語の歌も大好き。でも英語がわからないから『ワングス、ギャングス』で歌おうね。

1週間の出張から今週末戻ったパートナーMの話:

「出張に行く途中、車の中で音楽をかけてたら英語の歌が流れたんだよ。そしたら助手席で同僚のAが、『ワ~ングス♪、ギャーングス~♪☆※♯』って歌い始めたんだ。だから、『おいらのパートナーの前でそれやると怒られるからね』って言っておいたよ」

おおおぉぉぉぉ、わたしゃが悪かったよぉ(涙)。
もう好きな歌は好きなだけ「ワングス、ギャングス」してください。


コメント

  1. karin | URL | -

    ぼんじゅ~る

    ブログ再開、楽しみに来るね。
    フランスか~南仏か~ほんと私にとって未知の世界だから
    いろんな報告楽しみにしてる。
    フランスって英語教育にあまり力入れてないってことなのかな?
    日本みたいだね。
    ところで、、『ワ~ングス♪、ギャーングス~♪、マ~ングス♪』って何の歌だろう?ごめん、分からなかった!

  2. Tae | URL | -

    karinへ

    わーい、久しぶり!コメントありがとうね♥

    フランスが英語教育に力を入れていないのかどうかはわからないけど、市民が英語を重要視してないのは確かだね。日本だったら、「英語を勉強したら学業も仕事もチャンスが増える」となるでしょ?そういう感覚はここの市民にはないっぽい。

    『ワングス、ギャングス』という「音」はね、彼らにとって「英語」っぽく聞こえるらしい。英語の歌を歌いたくても、英語の歌詞が歌えないから、本物の歌詞のかわりに『ワングス、ギャングス~』という「音」で歌うのさ。

    あー、わかりにくいよね、ごめんよぅ!汗、汗、、
    ビデオでもアップできればよいですなぁ・・。

  3. Tae | URL | -

    追伸、、

    わかりやすくなったかどうか・・だけど、ちょっと書き換えてみました。
    ん~、実際にお見せしたいよ!

  4. かずみ | URL | -

    うんうん。英語の映画を吹き替えるのだけは、やめてほしいよね!
    じゃないと映画館に行くのがストレス以外の何物でもないから!

  5. Tae | URL | -

    @かずみーちか

    ふんとだよね。東京でハリウッド映画を日本語吹替え上映したら、外国人が大ブーイングだよね。

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