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フランス流挨拶のはなし

2011年10月12日 11:56

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ご存知の皆さんも多いと思うけど、ここフランスでは知り合い(友達、家族などの親しい人から、友達の連れなど時には初対面の人まで)との挨拶は必ず「ビズ(bisou)」をする。「ビズ」とは、英語で言えば「kiss」。両のほっぺにチュッチュッとする、あれですよ。

この「ビズ」の回数、よくあるのは2回で、両方のほっぺに1回ずつチュッ、チュッ、とする。でも地方によっては3回、4回というところもあるらしい。まぁ好きなだけすればいいけど、4回はちょっと多い気がしますねぇ。じゃあ1回のところはあるかというと、「うーん、1回だとちょっと寂しいね」とは、パートナーM談。

どっちのほっぺからするかは人によってまちまちのようだけど、ここ2ヶ月の経験からすると左頬からスタートが多いような気がする。(道路が右側通行だから!?私はどうしても右頬を出したくなる。)基本的に女性は相手が女性でも男性でもビズをする。男性の場合は女性とはするけど、男性とは兄弟や親友のようなとても親しい間柄でなければ、ビズではなく握手をすることも多いようだ。

フランス人は、子供の頃から挨拶するときにはビズをするようにしつけられている。Mの友達一家のうちに行くと、4歳と6歳のちびっ子ギャングが、「MとTaeにビズしたの?」と親からせつかれ、仕方なさそう~にこっちに来て、ほっぺに「ちゅっちゅっ」としてくれる。

肌に触れての挨拶をしない日本人の感覚からいくと、このビズはかなり異様かもしれない。まぁでも、やむなくチュッチュッとやってるうちに、意外とすぐに慣れるもの。

で、私の「フランスちゅっちゅ生活」が始まって1ヶ月が過ぎた頃。ロンドンに出張に行く機会があった。一日目の晩、ロンドン在住の日本人の友達が夕食に誘ってくれて、一緒に食事することになった。1年ぶりに会う友達。フランスだったら当然会った時の挨拶は「ちゅっちゅ」なんだけど、相手は日本人、こちらも日本人だから、もちろんチュッチュはしませんねぇ。でもじゃあどうやって挨拶したらいいんだ・・?
一瞬どう動いていいのかわからず、内心オロオロしてしまった。

結局もちろん、ビズもハグもなしで、「やぁ、久しぶり~」「やぁ、元気?」で席についたんだけど、チュッチュに慣れてしまった者としては、これはなんだか寂しかったなぁ。なんとかもうちょっと接近したかったなぁ。

ちなみにこの友人曰く、イギリスではビズをする人もあればしない人もあり。フランスのように「必ず誰でもちゅっちゅっちゅー」ではないそうな。

「ビズ」でお互いの顔に触れることによって、無意識のうちにバリアがなくなるというか、相手に近くなっているというか、なんというか・・・。ビズの威力って、見かけより結構大きいかもしれない。日本に住む欧米人が「日本ではスキンシップをしないから寂しい」と言うのを聞いたことがあるけど、なるほど、わかりますよ、それ!


コメント

  1. かずみ | URL | -

    私は握手の挨拶(ドイツ)にさえ、いまいち慣れきれないでいる。
    子供の時からの習慣、おそるべし!

  2. Tae | URL | -

    @かずみーちか

    そっか、ドイツは握手なのか。ロシアはどうなのかな?
    私は挨拶のビズは大丈夫だけど、お店に入るときに大きな声で「ボンジュール!」と言って入り、出るときは何も買わなくても「メルシー、オレボワー!」と元気に言って出て行かなきゃ行けない(わけではないけど、そのほうが礼儀正しい)のになかなか慣れなかったよ。まぁこれはいい習慣だと思いますが。

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