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母の日

2013年05月28日 22:33

26日の日曜日はフランスの母の日。

この日は午前中、いつもお世話になっている友達のおばさんに花束を届けに。
その帰り道、家の近くのスーパーに寄ったら、「よい母の日を!」と言って、
べべを連れた私にレジのお兄ちゃんがバラの花を一輪くれました!

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小さなバラだけど、心ウキウキ。バラをくれたレジのお兄ちゃんも可愛かったし。(あ、おばちゃん発言!)母になるとこういう特典があるのか!

足取り軽く家に着くと・・

素敵な花束がお出迎え!

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べべからの母の日のプレゼントでした。
しかも、べべは7ヶ月半にして字も書ける↓↓↓

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午後は、いいお天気だったので3人でお散歩。
それからフランスの義母と日本の母にスカイプコール。
母として初めて過ごす母の日は、とっても花丸な一日でした。

パパっち、ありがとう!

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フランス人が並んででも買うもの

2013年05月19日 21:28

フランス(というかここ南仏の某街)のお店って、たいしてお客も入ってなくて商売気が全然なくガラ〜んとしていて、「経営、大丈夫かしら」ってこちらが心配になるようなところが多いんですが、いつもお客がいっぱいで大繁盛しているお店もあるんです。それは、「boulangerie(ブロンジェリー=パン屋)」。

特に、お昼時、それも土曜日のお昼前は長蛇の列。店内に入り切らない人の列がこの通り↓↓↓店の外まではみ出します。

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フランス人の車の運転なんかを見てると、「フランス人てすんごい短気だなぁ〜」って思うことがよ〜くあるんですが、バゲット(フランスパン)を買うためだったら、こんなに長蛇の列でも皆根気よく待つんです。日本のパン屋だったら、菓子パンとかあれこれいろいろ買う人が多いけど、フランスではシンプルにバゲット一本買っていく人が多いです。毎食焼きたてのバゲットが食卓にあること、これってフランス人にとってはとっても大事なことらしい。「バゲット4本」とか買って行く人を見ると、「今日は大家族でランチなんだな〜」なんて、想像してしまいます。

そして、並んで待っている間はショーケースに並ぶガトー(ケーキ)を眺めて・・。甘い誘惑に負け、余計な物を買ってしまうことも多くて・・ああ、やっぱり痩せられない!!

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キャベツ花

2013年05月04日 10:41

カリフラワーはフランス語で「chou-fleur(シュフラー)」という。
「chou」は「キャベツ」、「fleur」は「花」という意味。

今朝マルシェ(青空市場)で買ったカリフラワーは、一見まるでキャベツみたい。
でもよく見るとてっぺんからちょこんと「花」の部分が見えて、
なるほど、「chou-fleur」だ!

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今まで考えたこともなかったけど、納得!でした。

だんだん暖かくなって、マルシェのお買い物も楽しくなってきました。
青空に太陽いっぱいの暑い夏よ、はやく来い!

3人目!

2013年04月16日 15:31

ひょんなことから、この南仏の小さな街にもうひとり日本人がいることを発見!これで私をいれて3人だ〜!今朝はその人が働いているというパン屋さんの前を通りかかったので、思い切って「こんにちは〜」と話しかけてきました。

で、早速今週一緒にお茶をすることに。

異国の、それも言葉が自由に操れない地で友達を作るのはなかなかどうして難しいこと。来仏してから家族のように仲良くしてくれていた友達が去年の夏引越してしまってからは、ちょっと寂しい思いをしていたので、こうやって新しい人と知り合うのは本当に嬉しい。それも、日本語で気兼ねなく話せるのが素敵!こういう小さい街に住むと、日本人の存在は本当に貴重です。

フランス流、べべとの接し方

2013年04月15日 23:37

先週はべべの6ヶ月検診でした。
体重8590g、身長66.5cm、順調に育っている様子。

フランスでは4ヶ月にもなれば夜起きずに朝まで寝るべべが多いようだけど、6ヶ月のうちのべべは夜何度も泣いて起きてしまいます。これを小児科の先生に言ったら、「それはなんとかしなきゃ」ということで、いろいろとアドバイスをもらいました。

おっぱいが欲しいわけじゃないのに夜中泣くときは、すぐにおっぱいをやらずに、まずは顔や手をなでたり、抱っこでゆらゆらして寝かしつけるようにすること。ふむふむ、ここまでは日本でもやりそうだなぁ、と思って聞いていましたが、こっから先が面白かった!

顔や手をなでたり抱っこでゆらゆらしても泣き止まなかったら、おっぱいをあげてもいい。でも、おっぱいをあげてもまたすぐに愚図って泣くときは、静かな、でもいつもとは違うシリアスな口調で、

「ママもパパも皆寝てるでしょ。あなたが泣いてると皆眠れない。あなたも泣くのをやめて寝なさい」

とべべを諭すのだそうです!!

このアドバイスにはビックリ。日本では夜泣きをする6ヶ月のべべを諭すなんて、きっとやらないなぁ〜、と、ちょっと笑ってしまいました。

で、その夜。おっぱいをもらえるまで泣き続けるべべに、やってみました!
声のトーンを落として、静かな、でも断固とした口調で、

「いつまで泣いてるの。ママもパパも皆寝てるよ。あなたが泣いてると皆寝られないんだから、もう寝なさい」

結果は?

いつもと違う声色に「おっ?」と思ったのか、べべは泣くのをやめてこちらの話を聞いていました。でももちろん、「じゃ、寝なさいよ」と布団におろした途端、また大泣き。あ〜〜〜ん!

というわけで、フランス流「話して諭す」は失敗。

でも、実はこれ結構気に入りました。夜泣き対策としてやるかどうかはさておき、「べべを諭す」ってアイデアはなかなか悪くないと思うんです。言っていることの意味はわからなくとも、ママやパパがいつもとは違う真剣な声で話しているなってのはべべには絶対に伝わっていて、だからこちらの言うことに耳を傾ける。それは大切なことじゃないかな、と。

そう言えば、まだべべが1ヶ月で、助産婦さんのところへ連れて行ったときのこと。泣き出してしまったべべをその場に一緒にいた私の父が横抱きにしてあやしたけど、泣き止むどころかエスカレート。見かねた助産婦さんが、さっとたて抱きに抱いて、まるで大人に話すようにべべに話しかけました。すると驚いたことに、それまで大泣きしていたべべがスッと泣き止んだんです。

泣き止んだこともすごいけど、目からウロコだったのは、助産婦さんが子供をあやすような高い声や話し方ではなく、静かな落ち着いた声で大人に話すようにべべに話しかけたこと。そういえばその助産婦さんも、「もうこの年になればいろいろわかるんだから、赤ちゃん扱いせずにこうやってたて抱きにして積極的に話しかけてください」と言ってたっけ。「この年」って、1ヶ月・・!?ちょっとしたカルチャーショックでした。

これからどんどんべべも大きくなって、わがままを言ったり癇癪を起こしたりもするようになるんだろうけど、いろんな場面でこの「フランス流べべとの接し方」を実行していきたいなぁ、なんてちょっと思ってます。

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リンゴのコンポートを食べたらこのお顔。
そんなに酸っぱいかい!?